Play本体のインストール

http://www.playframework.com/download からtypesafe-activator-1.3.2-minimal.zipをダウンロードし、解凍したディレクトリを環境変数PATHに追加します。

新規プロジェクト作成

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。途中でScalaアプリケーションとJavaアプリケーションのどちらを作成するかを聞かれるのでScalaアプリケーションを選択します。

activator new play2-hands-on

プロジェクトの作成

Play2.3.x用に設定変更

2015/5/26 にPlay 2.4 がリリースされた為、↑のコマンドで作成されるPlayのバージョンも上がっています。このHandsOnでは、まだ 2.3.9 を利用するため、以下の設定を変更してください。また、あわせてORMにSlickを使うため、一緒に設定を変更します。

build.sbt

name := "play2-hands-on"

version := "1.0-SNAPSHOT"

lazy val root = (project in file(".")).enablePlugins(PlayScala)

scalaVersion := "2.11.6"

libraryDependencies ++= Seq(
// jdbcからspec2〜まで消してください

//  jdbc,
//  anorm,
//  cache,
//  ws,
// specs2 % Test
  "com.typesafe.play" %% "play-slick" % "0.8.1" // <- この行を追加してください。
)

//routesGenerator := InjectedRoutesGenerator // <- この行は消してください。

project/plugins.sbt

// addSbtPlugin("com.typesafe.play" % "sbt-plugin" % "2.4.0") // <- この行を消して
addSbtPlugin("com.typesafe.play" % "sbt-plugin" % "2.3.9")  // <- この行を追加

app/controllers/Appliction.scala

// class Application extends Controller {
object Application extends Controller {  // <- class から object に書き換えてください。

  def index = Action {
    Ok(views.html.index("Your new application is ready."))
  }

}

起動確認

作成したplay2-hands-onディレクトリに移動し、以下のコマンドでプロジェクトを実行します。

activator run

ブラウザから http://localhost:9000/ にアクセスし、以下の画面が表示されることを確認します。

Play2のウェルカム画面

You’re using Play 2.3.9 が書かれていることを確認して下さい。

POINT

  • activator runで実行している間はホットデプロイが有効になっているため、ソースを修正するとすぐに変更が反映されます
  • CTRL+Dでactivator runでの実行を終了することができます
  • activator runで実行中に何度も修正を行っているとヒープが不足してプロセスが終了してしまったりエラーが出たまま応答がなくなってしまう場合があります
  • プロセスが終了してしまった場合は再度activator runを実行してください
  • 応答しなくなってしまった場合は一度コマンドプロンプトを閉じ、再度起動してactivator runを実行してください